第499話:ナンデ見積提出の概況が分からないんだ!

2016年9月5日
「いま提出済の見積書、合計は幾ら?」

営業部長なら誰でも気になる売上予算。いや、営業部長でなくても、会社の売上進捗が気になって仕方がない人は多い。
  • 何枚の見積書が提出されているのか?
  • その見積書の総額は幾らなのか??
  • そろそろ「受注報告」が上がってきても良さそうな案件は何???

当然の話だが、、、「売上高」を予想したいなら『見積書トラッキング』が欠かせない。

もし「見積起案」や「見積承認」や「結果報告」といった一連の見積業務が進捗管理されていれば(ワークフローで管理されていれば)、『どの工程に、どんな案件が、何件あるのか?』が一目瞭然となるだろう。フローを流れた過去の案件を集計すれば『受注率』だって簡単に算出できる。

(ていうか、見積書の提出総額がワカラナイなんて「営業部の生産性」が問われる…)


以下のワークフローは「1.見積内容の起案」に始まり「4.受注失注報告」に終わる『見積作成フロー』だ。(将来的には『請求プロセス』に接続したい)

見積作業が開始されれば、営業部長も、営業も、自分が今やらなければならないこと(「見積書を承認しなければならない」、「見積書を客先提出しなければならない」など)が明確になる。そこに「ムダな待ち時間」はない。もちろん「対応モレ」や「報告モレ」なども一切ない。

そして役員連中は、四半期決算ごとに「提出済みで受失注報告待ちの見積書」(第4工程に滞留している見積書)をチェックするのだろう。

[見積作成フロー]

『見積書トラッキング』は、何も会社のためにだけ存在するのではない。


たとえば、個々の営業スタッフであれば、
  • 自分が先月提出した見積書は何枚で、その総額は幾らだろう?
  • 自分が今年提出した見積書は、何割くらいが成約につながったのだろう?
  • あの先輩は、先月何枚の見積書を提出したのだろう??
  • あの先輩は、何割くらいの成約率なのだろう??

全ての見積書がトラッキング対象になれば、「過去」や「現在」が明らかになるだけでなく、これから先の「未来」についても大きなヒントを得ることができるだろう。


なお、このワークフローでは「見積書PDF」が自動生成されるだけでなく、社内SNSでの情報共有も自動化されている。すなわち、見積書を起案した際には営業部内のSNS「OpenChat」に自動投稿され、めでたく受注した際には全社のSNS「Slack」に自動投稿される仕組みだ。

社内から沢山の「いいね」や「コメント」をもらえれば、モチベーションも上がる。


ちなみに、この自動投稿部分は、Questetra v11.1 から利用できる機能だ。詳細はプレスリリースをご参照願いたい。

クエステトラ: クラウド型ワークフロー、オリジナル自動工程の追加機能を実現
~ 「Slackへの投稿」や「CSVに変換」といった自動処理工程も、設置可能に~



[見積作成フロー:「1.見積内容の起案」画面]

<サービス工程『PDFファイル名セット』の設定画面>

<サービス工程『Post to sales (OpenChat)』の設定画面>

<サービス工程『Post to staff (Slack)』の設定画面>

<データ項目一覧画面>


[雛形ダウンロード (無料)]
<類似プロセス>
≪関連記事≫

[英文記事 (English Entry) ]

0 件のコメント :

コメントを投稿