- 短文でアッサリ書く / 長文でキッチリ書く
- 現在のプロパティを書く / これまでの経緯を書く
あるいは「製品の説明」を書く、というケースでは、
- コンセプトを書く / 詳細機能を書く
- 初見者に向けて書く / 既知者に対して書く
たしかに、一部のベテラン社員達であれば、あっという間に「作文」できるのかも知れない。しかし、多くの新卒社員や転職入社社員にしてみれば、その作文は非常に時間のかかる作業となる。
以下の業務プロセスは、『再利用しやすい文章』(テンプレート文)を登録し、同時に「改善コメント」を受け付けられるワークフローだ。ワークフローと言うより、ナレッジデータベースと言った方が良いかも知れない。事務効率を改善できるだけでなく、社内における共通認識が醸成される。(登録者自身にとっても、後学のためのメモになる)
- 発信系(日常): 製品紹介文、技術紹介文、ビジネス紹介文
- 発信系(非日常): 障害告知文、緊急対応告知文、質問文
- 返信系: 問い合わせ御礼、クレーム謝罪文、セールスお断り文
[テンプレート文の登録とレビュー]
[テンプレート文の登録とレビュー:「1.テンプレ文の登録」]
しかし良く考えれば、ビジネスにおいて文章を書く機会は意外と多い。自社に関わる説明テンプレートは「業務基盤」と言っても過言ではない。
- 製品紹介
- ブログ発信
- 問合回答文
- 事例の紹介文
- プレスリリース文
- ユーザへの告知メール
大切なことは、「伝えるべき事実」に集中するコトだ。
例えば、それが謝罪のための文章であれば、説明部分の文章には正確性を期する必要がある。加えて、スピード対応も求められる。もし、テンプレート文という業務基盤として整備されていれば、主文の執筆に集中できるようになるだろう。色々な反対意見もあるが、(生産性の観点から言えば)、「作文から借文へのシフト」は悲観すべきコトではない。
★[件名セット] のスクリプト例
// == 参照 / Retrieving == var mytitle = new String(""); var templatemessage = data.get("●"); // テンプレ文を取得 var reasonfor = data.get("●"); // 用件を取得 // == 演算 / Calculating == templatemessage = templatemessage.replace("/\n/g",""); //改行削除 mytitle = templatemessage.substr(0,10) + " " + reasonfor; // == 代入 / Updating == processInstance.setProcessInstanceTitle( mytitle ); //件名にセット
<データ項目一覧画面>
[雛形ダウンロード (無料)]
- 業務テンプレート:テンプレート文の登録とレビュー
- 問合受信と同時に回答文ドラフトを自動生成 (2013-11-05)
- クレームは「クラウド型ワークフロー」で迅速に対応したい (2013-01-21)
- セールス組織の提案力をドンドン向上させるワークフロー (2011-01-23)
- M230 自動工程: 業務データの複雑なデータ加工が自動実行されるように設定する(ECMAスクリプト) (使い方)
- M212 引受ルール: 特定の工程について、複数人が同時協調的に処理できるように設定する (使い方)
- M204 業務の流れ: 処理フロー途中に、ループ構造を設定する (使い方)
「[英文記事(English Entry)]」
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