業務プロセスを改善するための業務プロセス!?

2014年10月14日
業務プロセスを改善し続けたい。みんな、そう思う。
  • 「フロー」を変えたい
  • 「データ項目」を変えたい
  • 「チーム編成」を変えたい
とは言っても、(a)「改善すべきポイント」が何なのか?、を把握できている上司は少ない。いくつもの課題を把握できているとして、(b)今どの改善の優先度が高いのか?、も把握している上司は珍しい。更に課題の優先度を把握しているとして、(c)どの様に改善すべきか?、まで把握している上司はほとんど居ない。。。

業務プロセスを改善するプラットフォーム(BPMシステム)があっても、実際にルールの変更を行うのは人間だ。

コンピュータが、会社の方針、メンバの個性、社会の情勢、、、などを理解して、人間に対して「このような改善が宜しいかと」と、、、「あるべき業務プロセス」を提言してくれる日は残念ながらマダマダ先の話だ。まずは改善すべきポイントの把握から、地道に実践していくしかない。
  • a. 改善ポイントの把握
  • b. 改善ポイントの優先順位の考察
  • c. 改善方針の策定(コンセンサス)
以下のワークフローは、(まずもって)、上司が「a.改善ポイントの把握」を行えるように、現場社員が「改善ポイント」を提案する業務プロセスだ。仮に全社員が週に一つ提案するだけでも、相当な数の「改善すべきポイント」が蓄積されるだろう。

ちなみに、コレ、、、「言うは易し、行うは難し」だ。
  • すべての提案に対して、一律500円の報奨金を出す
  • 最も価値ある提案に対して、毎月 MVP (Most Valuable Proposal) の表彰をする
などの工夫を講じるべきかもしれない。

[カイゼン提案フロー]

改善ポイントは、最前線で担当している人にしか気づかない。

申請フォームにある「注意書き文言」とか、承認画面の「レイアウト」について、もし『こうなればイイのに…』と思っていたとすれば、(コツコツと懲りずにメゲズに)、発信するしかないのだ。

ちなみに、この手の「課題の可視化」は可能な限りオープンに行うのがよい。
(つまり [データ閲覧権限] をみんなに付与するのが良い)

同様の改善提案が重複して登録されるのを防ぎ、また現場の担当者同士で「誰がどのような課題意識をもっているか」を共有できる。もし「そう思うよ」と一言チャットすれば、その瞬間に、どうあるべきか、どう変更すべきかについての議論が始まる。(社内SNS!)

[カイゼン提案フロー:「1.改善エントリ」画面]

<データ項目一覧画面>


[雛形ダウンロード (無料)]
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