- (a) 社内トリガー(社内開始)
- (b) 社外トリガー(社外開始)
たとえば、『社員』に始まる休暇申請フローであったり、『部下』に始まる稟議フローであったり。。。 そんな場合、ついつい「急いで改修しなくてもイイかな?」「運用でカバーできるさ!?」などという雰囲気になってしまいガチだ。
しかし、(b)外部トリガーの業務フローは、そうはならない。
たとえば『お客様』の依頼に始まる資料送付フローであったり、『仕入元』からの請求に始まる調達代金送金フローであったり。。。それらは会社の評判に直結するのだ。つまりメンバー内で「少しでも早くミスなく完了するプロセスに改善したい!」といったモチベーションを共有しやすいのだ。
以下のワークフローは、「イベント参加費」の入金確認フローだ。
クレジットカードや銀行振込など、イベント参加者からの入金を事務局がが確認できれば、「領収書PDF」を自動的に参加者にメール送信するプロセスだ。
- 一刻も早く、「参加エントリ、ありがとうございました」を伝えたい
- ヌケモレなく入金(=着金)を確認したい
[入金確認フロー]
ワークフローの改善に取り組む場合、まずは「所要時間」に注目するのが王道だろう。
たとえば、いわゆる「サンキューメール」でレスポンスしても良いのなら、自動的に返信される仕組みを検討すべきだ。(もちろんノイズが多くなれば、また改善しなければならないだろう)。この業務プロセス(ワークフロー)でも、参加する人のエントリに対して自動的にメールが送信される仕組みとなっている。「参加エントリが受け付けられたか、確認したい」という参加者のニーズに応えている。
また「領収書PDF の生成」などの作業も自動化すべきだ。
この業務プロセス(ワークフロー)では、入金を確認した際に「挿し込むべき文言」を入力すれば、「領収書PDF」の生成やメールの送信が自動化されている。手作業によるミスを大幅に減らすことができる。
稟議フローなどの「内部トリガー業務」より、あえて「外部トリガー業務」で業務プロセス管理活動(BPM活動)に着手しては如何だろうか?
[入金確認フロー:「1.入金確認」画面]
<データ項目一覧画面>
[雛形ダウンロード (無料)]
- 業務テンプレート:入金確認フロー
- イベント参加証を PDF で送る (ワークフローの自動化) (2014-03-17)
- 自動生成 PDF の「証明書発行日」を和暦表示する (2016-01-25)
- 500万円超は「代理承認」を許さない稟議フロー (2016-03-14)
- M220 自動開始: 公開フォーム画面に入力があった時に自動的に開始されるように設定する (使い方)
- M224 自動イベント: 業務データを挿し込んだメール文が、自動的にメール送信されるように設定する (使い方)
- M228 自動工程: 業務データを挿し込んだPDF帳票が自動生成されるように設定する (使い方)
[英文記事 (English Entry) ]
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