障害発生時こそワークフロー手順に従った報告を!

2011年10月3日
「障害の発生」の公表は、正確性と迅速さが欠かせない。特に「一次発表」までの時間を、如何に短縮できるかが大きなポイントと言える。事業内容(業種)に応じて『障害情報』の発表フォーマットはそれぞれ異なるが、その作成手順(業務プロセス/ワークフロー)には大きな違いはない。

  • Web事業者(広義の「Webサービス」)
  • データセンター事業者
  • SaaS事業者
  • 通信事業者
  • 交通機関
    など

なお、忘れられがちな話だが、それらの障害情報を集積しキッチリと分析する事が最も大切だ。障害発生時の業務プロセスを整備するだけでなく、報告時刻などの対応履歴を定期的に分析するようにしたい。

<各タスク名>
1.障害検知報告、2.アサイン、3a.一次発表文作成、3b.アプリ一次報告、3c.インフラ一次報告、4a.発表文定時更新、4b.アプリ復旧定時報告、4c.インフラ復旧定時報告、5.一次発表文確認、6.復旧完了確認



障害対応には「順序立てられないタスク」(アドホックなタスク群)が無数に存在する。特に、「障害に関する追加情報」や「外部からのクレーム」などの共有手順やルートは決めづらい。その様な業務プロセスでは、細かいタスクの定義にはこだわらず「骨格となるタスク」だけを定義すべきだ。
なお、この様な非定型なコミュニケーションが発生する場合には「社内SNS機能」が有効だ。Questetra BPM Suite には「ワークフローと連動する社内SNS機能」が標準搭載されている。是非試してみて欲しい。

[障害情報の発信 「2.アサイン」]

[部内メール配信設定画面]


<類似プロセス>

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