たとえば、ホームページ・チラシ・提案書などにイラストやマンガを活用すれば、直観的に情報を伝えることができるようになるだろう。時には「1枚のイラスト」が「100行の文章」よりも多くの情報を伝えるケースすらある。(百聞は一見に如かず?)。事実、「コミュニケーション・ロス」を減らすイラストやマンガは、ビジネスにおいても会社案内資料や会社ホームページなど幅広く活用されるようになった。(特に世界中にマンガ文化を発信している日本には、マンガ人材が豊富だ。)
マンガ制作の受託を行う会社や個人事業主に依頼するケースもあれば、マーケティング部門で直接雇用して、「イラスト」や「4コマ漫画」を制作するケースもある。(テレワークとも相性が良い業務といえる)。
もし、マンガ制作担当者を社内で雇用しているのなら、是非とも業務プロセスを標準化したい。
以下のワークフローは、マンガ制作フローだ。
標準プロセスに従って成果物を記録すれば、(つまり「メール」でのやり取りを控えれば)、組織として納期遅れを未然に防ぐことができ、またチームとして過去データを活用できるようになるだろう。「原作シナリオ」さえキッチリと供給できるようになれば、制作工程自体は1ページ1~2万円程度のコスト感で量産することも可能になる。(もちろんクオリティ/気合の入れ方によって大きく左右されるが)
※もちろんマンガ以外の様々な制作系フローにも転用できる
[マンガ制作フロー]
ちなみに「日本のマンガ」はそのクオリティの高さで有名だ。数多くのマンガが世界中に輸出され、もはや MANGA は世界共通語と言っても過言ではない。
そもそも日本では、「レストランの入口」に食品サンプル(Fake Food)が並び、「駅の案内板」にピクトグラムが多用されてきた。さらに言えば、1000年以上前から数多くの「絵巻物」が制作され続けてきた。つまり日本人は「言語に依存しない表現」を非常に身近なものと考えているのだろう。
最近では「絵文字」が世界で通じる「Emoji」となった。つまり、アメリカの大統領候補が「Tell us in 3 emojis」とつぶやくようになり、またイギリスの『The Oxford Dictionary』が「笑涙の Emoji」を『2015 Word of the year』に選ぶといった具合だ。
なるほど MANGA は、日本の抱える課題(テレワーク、地方創生、一億総活躍社会。。。)を解決するキーワードなのかもしれない。
[マンガ制作フロー:「1.原作シナリオの登録」画面]
<データ項目一覧画面>
[雛形ダウンロード (無料)]
- 業務テンプレート:マンガ制作フロー
- 翻訳ワークフローを「プラットフォーム化」しよう! (2015-04-13)
- 在宅勤務者のモチベーションは成果記録システムにあり (2011-04-06)
- ブログ原稿の投稿業務フロー。回し続けて5年400本。 (2014-12-29)
- M401 業務の流れ: 申請と差戻対応の工程を分け “手戻り” をモニタリングしやすいように設定する (使い方)
- M201 定義全般: 定義した業務プロセスをワークフローシステムとして稼働させる (使い方)
- M202 業務の流れ: 処理フローを定義し、各工程の締切時刻を設定する (使い方)
- M204 業務の流れ: 処理フロー途中に、ループ構造を設定する (使い方)
- M105 タスク処理: 引き受け待ち状態の案件を引き受ける(マイタスクに入れる) (使い方)
[英文記事 (English Entry) ]
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