取引先マスターを参照する営業日報

2015年10月5日
たしかに営業日報は『地味な報告作業』だ。しかし同時に『非常に重要な活動記録』でもある。
  • もし「販売が好調だった月」を振り返ろうと考えた時、
  • もし「不調に終わった月」を反省しようと考えた時、
その月の活動記録がなければ分析のしようが無い。たとえば、セールス部門全体として、どのような顧客グループに、何をプッシュしたのか?、、、各メンバーにヒアリングしたとしても、「まともな分析資料」が出来上がるには相当な時間を要してしまうだろう。

言い換えれば、日々の営業日報は「次のセールス戦略」を考えるための重要な基礎資料なのだ。

とは言っても「顧客の属性」や「顧客社名」あるいは「活動内容」の入力にユラギがあるようでは、それはそれで意味がない。また一方、入力の手間がかかってしまうなら、それも本末転倒だ。(ホント悩ましい)

以下は『面談記録』と『上司コメント』で構成される「極めてシンプルなビジネスプロセス」だ。

ただ、何より秀逸な点は、その入力支援の仕組みと言える。つまり、「顧客の属性」や「顧客社名」にはワークフロー基盤で統一管理している『顧客マスター』を参照できるようになっている。また「セールス活動内容」には『基本活動・重点提案活動』の一覧が参照できるようになっている。

[営業日報フロー]




ここで利用されている『顧客マスター』(XML)は、ワークフロー基盤全体で管理されるデータだ。

つまり「見積フロー」や「請求フロー」も利用するリストであり、顧客マスター(XML)を管理する業務は別に存在する前提になっている。

一方で『基本活動・重点提案活動』の一覧は、このワークフローだけが参照できるリストだ。

素早い記録報告を実現するためには、日常的にメンテナンスが必要になるだろう。活動概要の報告が選択肢を選ぶだけで完了するのなら、出先からの「即報告」も実現するだろう。

▼「(顧客マスターを参照)」の JavaScript 設定サンプル
選択した法人のマスター情報を <button type="button" id="myButton">自動入力</button>

<script type="text/javascript">
jQuery('#myButton').on('click',function(){ 
  var idStr = jQuery('input[name="data[1].selects"]').val(); // 検索セレクト (id)
  var labelStr = jQuery('input[name="data[1].dummy"]').val(); // 検索セレクト (label)

  jQuery('input[name="data\\[2\\].input"]').val( labelStr );
  jQuery('input[name="data\\[3\\].input"]').val( idStr.substr(7, 13) );
  jQuery('input[name="data\\[4\\].input"]').val( idStr.substr(0, 6) );
  jQuery('input[name="data\\[5\\].input"]').val( idStr.substr(21) );
}); 
</script>


[営業日報フロー:「1.面談の記録」画面]

<データ項目一覧画面>


[雛形ダウンロード (無料)]
<類似プロセス>
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