- もし「販売が好調だった月」を振り返ろうと考えた時、
- もし「不調に終わった月」を反省しようと考えた時、
言い換えれば、日々の営業日報は「次のセールス戦略」を考えるための重要な基礎資料なのだ。
とは言っても「顧客の属性」や「顧客社名」あるいは「活動内容」の入力にユラギがあるようでは、それはそれで意味がない。また一方、入力の手間がかかってしまうなら、それも本末転倒だ。(ホント悩ましい)
以下は『面談記録』と『上司コメント』で構成される「極めてシンプルなビジネスプロセス」だ。
ただ、何より秀逸な点は、その入力支援の仕組みと言える。つまり、「顧客の属性」や「顧客社名」にはワークフロー基盤で統一管理している『顧客マスター』を参照できるようになっている。また「セールス活動内容」には『基本活動・重点提案活動』の一覧が参照できるようになっている。
[営業日報フロー]
ここで利用されている『顧客マスター』(XML)は、ワークフロー基盤全体で管理されるデータだ。
つまり「見積フロー」や「請求フロー」も利用するリストであり、顧客マスター(XML)を管理する業務は別に存在する前提になっている。
一方で『基本活動・重点提案活動』の一覧は、このワークフローだけが参照できるリストだ。
素早い記録報告を実現するためには、日常的にメンテナンスが必要になるだろう。活動概要の報告が選択肢を選ぶだけで完了するのなら、出先からの「即報告」も実現するだろう。
▼「(顧客マスターを参照)」の JavaScript 設定サンプル
選択した法人のマスター情報を <button type="button" id="myButton">自動入力</button> <script type="text/javascript"> jQuery('#myButton').on('click',function(){ var idStr = jQuery('input[name="data[1].selects"]').val(); // 検索セレクト (id) var labelStr = jQuery('input[name="data[1].dummy"]').val(); // 検索セレクト (label) jQuery('input[name="data\\[2\\].input"]').val( labelStr ); jQuery('input[name="data\\[3\\].input"]').val( idStr.substr(7, 13) ); jQuery('input[name="data\\[4\\].input"]').val( idStr.substr(0, 6) ); jQuery('input[name="data\\[5\\].input"]').val( idStr.substr(21) ); }); </script>
[営業日報フロー:「1.面談の記録」画面]
<データ項目一覧画面>
[雛形ダウンロード (無料)]
- 業務テンプレート:営業日報フロー
- 法人番号を使った取引先マスターの管理 (2015-09-07)
- 法人番号を使った取引先マスターの管理(追加更新編) (2015-09-14)
- 法人番号を使った取引先マスターの管理(一括更新編) (2015-09-21)
- 取引先マスターを参照する見積書作成フロー (2015-09-28)
- M319 プロセスモデリング環境: 複数の業務プロセス定義から参照される選択肢XMLを登録する (使い方)
- M227 自動工程: 業務データの結合や四則演算が自動実行されるように設定する (使い方)
- M230 自動工程: 業務データの複雑なデータ加工が自動実行されるように設定する(ECMAスクリプト) (使い方)
- M213 入力画面: 処理フォーム画面に “入力ヒント” が表示されるように設定する(HTML/JavaScript) (使い方)
[英文記事(English Entry)]
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