様々な日常業務をワークフロー化(ペーパレス化/電子化)している組織なら、『出退勤情報』(勤怠情報)もワークフローで流すと良い。
どうせワークフローで管理するなら「月に一度の出勤簿」作成ではなく、出勤時刻と退勤時刻を日次報告させる仕組みにするのはどうか?
良く考えると、前月1カ月をアレコレ思い出しながら出勤簿を作成させるのはナンセンスだ。上司だって「1カ月分の出勤簿データ」を一括して渡されても、もはやチェック機能を果たせないだろう。もし日次の勤務時間確認であれば、チョットした移動時間を使って承認処理できる。
[タイムカード]
[タイムカード:「3.勤務時間の確認」画面]
[データ項目一覧画面]
出勤時刻と帰宅時刻をもとに「勤務時間」が自動的に計算されている所も良いが、このワークフローの秀逸な点は、『3x.指摘修正』に差し戻せる所だ。わざわざ1から申請し直す必要がない。また、「社内通信欄」にカンタンな日報を書いてもらうのも良いだろう。
当然ながらこのワークフローは、パートさんやアルバイトさんにも使ってもらえる。タイムカード打刻の代わりに、『1.出勤しました(打刻)』と『2.退勤します(打刻)』をクリックしてもらうだけだ。アルバイトさんにとっても、いつでも自分の勤務実績を確認/集計できる様になる。非常にフェアだ。
なお、上記のワークフローにおいて、『1.出勤しました(打刻)』と『2.退勤します(打刻)』は同一スイムレーンに「連続配置」されている。この「連続割り当て」(シーケンシャルタスク)は一般論として無駄な定義だ。(一度の処理操作で済む所を、わざわざ二度の操作に分ける)。しかしこの例の様に、「打刻」の意味を持たせるならば「連続割り当て」も有効に作用する可能性がある。(リアルタイムモニタリングの観点等)
[ダウンロード]
- 業務テンプレート:タイムカード
- ワークフローの無料試用期間、何を流す? (日報) (2013-12-30)
- ToDoリストに出てくると「申請」もガンバル (2010-12-12)
- クラウドなら、いつでもスマホで休暇申請! (2013-03-04)
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