第526話:自動生成 PDF の「証明書発行日」を和暦で!(改善編)

2017年3月13日

和暦テキスト

日本では「西暦」ではなく「和暦」を使うケースが多くあります。

現在は『2017年』であるとともに『平成29年』でもあります。

すなわち「2017-03-13」といった日付型データも、印刷物やメール本文などにおいては、「平成29年3月13日」と表示されるべきケースが多くあります。およそ1年前の記事(※)では、自動工程である[スクリプト工程]を活用した和暦変換をご紹介しました。(クラウド型ワークフロー『Questetra BPM Suite』に流れる案件データの自動変換)

第467話:自動生成 PDF の「証明書発行日」を和暦表示する! (2016-01-25)

スクリプト工程とサービス工程

ただ、クラウド型ワークフロー『Questetra BPM Suite』のバージョン11.1以降(2016-09-05)は、「サービス定義ファイル」(アドオンXML)によって任意の[サービス工程]を追加することが可能となっています。(サービス工程の Addon)

すなわち、和暦変換を行う[サービス工程]を利用すれば、(プログラミング知識を必要とする)、[スクリプト工程]を使う必要がありません。

[証明書発行フロー-和暦変換アドオン]


サービス工程の定義のシェア

さらにバージョン11.3以降(2017-03-13)に至り、ワークフロープラットフォーム全体で「サービス定義ファイル」(アドオンXML)を共有化しておくことも可能となっています。

それぞれのプロセスモデル(アプリ)は、1つの「サービス定義ファイル」(アドオンXML)を参照することとなるため、いわゆる「改元」にともなってプログラム変更が必要になったとしても、1つのファイルをメンテナンスすれば良いことになります。

イベント開催日、生年月日などなど

官公庁や教育機関などでは、「全ての業務に和暦が使われている」と言っても過言ではありません。

そのような組織では、業務プロセスを定義(モデリング)するたびに、都度「サービス定義ファイル」(アドオンXML)をインポートしていたのでは面倒で仕方ありません。

このような組織では『和暦変換』の「サービス定義ファイル」(アドオンXML)を、あらかじめ共有化しておきたいところです。

参考)クラウド型ワークフロー、自動工程の全社展開機能を強化

<サービス工程のコンフィグ画面>

[証明書発行フロー-和暦変換アドオン:「1.証明内容の入力」画面]

<データ項目一覧画面>


[雛形ダウンロード (無料)]
<類似プロセス>
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[英文記事 (English Entry) ]

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