和暦テキスト
日本では「西暦」ではなく「和暦」を使うケースが多くあります。現在は『2017年』であるとともに『平成29年』でもあります。
すなわち「2017-03-13」といった日付型データも、印刷物やメール本文などにおいては、「平成29年3月13日」と表示されるべきケースが多くあります。およそ1年前の記事(※)では、自動工程である[スクリプト工程]を活用した和暦変換をご紹介しました。(クラウド型ワークフロー『Questetra BPM Suite』に流れる案件データの自動変換)
第467話:自動生成 PDF の「証明書発行日」を和暦表示する! (2016-01-25)
スクリプト工程とサービス工程
ただ、クラウド型ワークフロー『Questetra BPM Suite』のバージョン11.1以降(2016-09-05)は、「サービス定義ファイル」(アドオンXML)によって任意の[サービス工程]を追加することが可能となっています。(サービス工程の Addon)すなわち、和暦変換を行う[サービス工程]を利用すれば、(プログラミング知識を必要とする)、[スクリプト工程]を使う必要がありません。
[証明書発行フロー-和暦変換アドオン]
サービス工程の定義のシェア
さらにバージョン11.3以降(2017-03-13)に至り、ワークフロープラットフォーム全体で「サービス定義ファイル」(アドオンXML)を共有化しておくことも可能となっています。それぞれのプロセスモデル(アプリ)は、1つの「サービス定義ファイル」(アドオンXML)を参照することとなるため、いわゆる「改元」にともなってプログラム変更が必要になったとしても、1つのファイルをメンテナンスすれば良いことになります。
イベント開催日、生年月日などなど
官公庁や教育機関などでは、「全ての業務に和暦が使われている」と言っても過言ではありません。そのような組織では、業務プロセスを定義(モデリング)するたびに、都度「サービス定義ファイル」(アドオンXML)をインポートしていたのでは面倒で仕方ありません。
このような組織では『和暦変換』の「サービス定義ファイル」(アドオンXML)を、あらかじめ共有化しておきたいところです。
参考)クラウド型ワークフロー、自動工程の全社展開機能を強化
<サービス工程のコンフィグ画面>
[証明書発行フロー-和暦変換アドオン:「1.証明内容の入力」画面]
<データ項目一覧画面>
[雛形ダウンロード (無料)]
- 業務テンプレート:証明書発行フロー-和暦変換アドオン
- 採用プロセスの標準化、注意すべきポイント (2014-04-28)
- マイナンバー制度をワークフロー化する(5) (2015-07-13)
- 「就活の倫理憲章」の廃止にあわせた採用業務プロセス改革 (2013-07-08)
- M230 自動工程: 業務データの複雑なデータ加工が自動実行されるように設定する(ECMAスクリプト) (使い方)
- M228 自動工程: 業務データを挿し込んだPDF帳票が自動生成されるように設定する (使い方)
- M401 業務の流れ: 申請と差戻対応の工程を分け “手戻り” をモニタリングしやすいように設定する (使い方)
- M415 自動工程: 業務プロセス定義で利用可能な自動工程を追加する (使い方)
- M416 自動工程: 業務プロセス定義で利用可能な自動工程を自作する (使い方)
[英文記事 (English Entry) ]
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