各商談案件のステータスが可視化され、『将来の受注』(見込み)が精度良く予想できるようになる。具体的には、商談の金額や「20%・80%・100%」などの受注確度を登録する。「引合があった」とか「見積依頼を受けた」とか、登録すべき『商談案件』の定義は各社様々だ。
「もうすぐ【案件】になりそう、、、なんだケド。。。」
しかし、この『登録すべきの判断』は意外とヤッカイである。たとえば「まだまだネタレベル」の案件を積極的に登録する営業マンも居れば、「受注が見えてきた状態」になってから案件登録する営業マンも居る。
上司は言う。「全部だ! 全部登録するんだ!」
以下の業務プロセスは、活動記録に対する考え方が、少しチガウ。。。
ここでは『案件の視点』ではなく、『面談(接触)の視点』でセールス履歴を記録する。日々の面談活動を登録すれば良いため、特別な「判断」は必要ない。顧客候補との往訪面談・来訪面談・電話会談・Web会議などの完了後(帰り道)に、記録する。「営業日報」と言っても良いだろう。往訪ベースの会社であれば、業務プロセス自体の名前を「往訪報告フロー」と言い換えても良い。
[商談前案件を可視化する面談報告フロー]
[商談前案件を可視化する面談報告フロー:「1.面談記録」画面]
業務フロー図をじっくり見てもらえば分かるが、この面談記録報告プロセスでは「セールス活動」を
- 明確な商談案件がある訳ではない段階(ステージ)
- 明確な商談案件が発生した段階(ステージ)
実際に運用してみると分かるが、引合から商談(初回見積)までに要した時間が、誰でも分析できるようになる。言うまでもないが、これは企業にとって、そして各営業マンにとって、極めて重要なデータである。
[ダウンロード]
- 業務テンプレート:商談前案件を可視化する面談報告フロー
- クラウドで商談状況を可視化する (2011-07-19)
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