今どき、そんなワークフローは使い物にならない。ワークフローシステムも日進月歩、ドンドン進化している。「文字型」・「数値型」・「日付型」・「時刻型」あたりの基本データ以外にも、
- 外部リストを使った「選択型」
- 上流フローで選択候補を設定する「選択型」
- 色々なデータをひとまとまりの表にできる「テーブル型」
- タイムスタンプ付きで追記される「掲示板型」
※ 参考)モデリング: 設定可能なデータ型 (Questetraの使い方:リファレンス)
と言う事で、今回は「契約締結業務」で必要なデータセットを考察したい。
[契約書確認フロー ]
契約締結フローは、実は、何個のファイルになるか分からない様な業務フローだ。契約書・別添仕様書・特記事項…。イチイチZIPで固めて1ファイルにしてられない。そういう視点では、任意の数のファイルを添付できる「ファイル型」が望ましい。
また、法務担当と営業担当が、助言や交渉の過程を記録するには、発信コメントとタイムスタンプを自動的に記録される「掲示板型」が是非とも欲しいところだ。
ちなみに、この業務フロー定義では、法務担当の『2.承認/交渉指摘』と営業担当の『3.契約交渉報告』のやり取りもループする。また、営業リーダの『2a.案の確認とコメント』にフローが「分流」する。その時点で、高機能なワークフローシステムや業務プロセス管理システムが必要になってくる。
[契約書確認フロー 「2.承認/交渉指摘」]
<類似プロセス>
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