BPO受託会社向け、業務フローを設計する業務フロー?!

2011年11月28日
「BPO」は、ビジネスプロセス・アウトソーシングの略。要するに「外部委託」だ。

総務・経理・人事・福利厚生・コンタクトセンターなど、コア業務でない業務を外部企業に委託する。中でも「情報システム運用」を外部委託する事例は実に沢山見受けられる。(特に「ITアウトソーシング」などと呼んだりする)

例: クレーム管理、データ入力、データ分析、代理店管理、セールス研修、製品テスト…

一方で、受託する側は「BPOを専業で行うBPOベンダー」や「海外の低賃金を活用するオフショアBPO会社」だけでなく、SIer・印刷会社・コンサル会社などの事業進出が目覚ましい。まだまだ市場規模は拡大していくのだろう。(ちなみに日本のBPO市場は、世界市場の成長率に比較すると低調だが、既に1兆円規模だ)

BPOにおいては、委託側にとっても受託側にとっても「業務プロセスの可視化」と「業務マニュアルの整備」がとても重要だ。しかしそれがナカナカ進まない。ここでは受託側が営業段階で業務プロセス(仮プロセス)を提案していく、と言うシナリオを想定している。

以下は、「業務プロセスを提案設計する業務」の業務プロセスだ。(ヤヤコシイ)

[業務フローを設計する業務フロー]


もう一度言う。。。この業務フロー定義は「初期業務フローを設計する業務フロー」だ。(ナニがナンダカ)

コンサルタントは、見込顧客企業のアウトソース業務に関して「営業が聞いてきた話」や「営業がもらってきた資料」を元に、無償で『3.仮プロセス作成』を行う。ここで作成される『仮プロセス』は、かなりの妄想が入るが、その『仮プロセス』をもって営業が見込顧客に提案を行う流れだ。

そして、営業が「初期業務フローを設計する業務」を受注してきたアカツキには、そのまま『本プロセス』の作成業務が始まる。(と言ってもタダに近い値段になるのかなぁ~)

ちなみにこの業務フロー定義だが、「BPOコンサル」に限った話ではなく「BPMコンサル」にも当てはまる。

[ 業務フローを設計する業務フロー「3.仮プロセス作成」]

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